膝の痛みについて

膝の痛みについて(※症状についての説明動画あり ►)

膝が痛くなる原因は様々な要素がありますが、膝の痛みを引き起こす代表的な疾患は7つあります。

膝の痛みから考えられる7つの疾患

変形性膝関節症

足に体重をかけた時に、大腿骨と言われる太ももの骨と脛骨という下腿の骨が直接当たって傷つかないように、半月板と言われる軟骨組織がクッションの役割をして守っているのですが、この半月板が使い過ぎや加齢によって擦り減ってしまうことで、大腿骨と脛骨の隙間が狭くなって、骨が傷ついて炎症を起こしてしまいます。この炎症が長引くことでだんだんと膝関節の形が変形してしまうのが変形性膝関節症です。

日本で約2530万人もの人が変形性膝関節症に悩まされていて、60歳以上の女性の約70%が変形性膝関節症になると言われています。変形性膝関節症の初期症状は、起きた時や歩き始めに膝に痛みや違和感を感じる程度ですが進行すると、

  • 階段の上り下りが辛い
  • 椅子から立ち上がる時に痛む
  • しゃがみ込む時に痛む
  • 正座ができない

と言った症状が出て日常生活に支障が出てしまいます。

さらに、膝の痛みだけではなく、曲げ伸ばしの範囲が狭くなってしまい、脚が真っ直ぐピンと伸ばせなくなってしまうために、自然と腰が曲がる姿勢になってしまいます。

関節リウマチ

自己免疫疾患の一つで、関節の中を栄養している滑膜という組織を攻撃してしまうことで炎症を起こしてしまう免疫系の疾患です。長期にわたる滑膜の炎症により軟骨や骨が破壊されて関節に痛みや腫れを引き起こし、関節が徐々に破壊されしまいます。

膝の靭帯の損傷

膝には、膝関節の動きを安定化させるために4つの靭帯があります。

  • 前十字靭帯
  • 後十字靭帯
  • 内側側副靱帯
  • 外側側副靭帯

これらの靭帯が主に、事故や怪我なとで外力が加わることによって、損傷してしまうことで膝に炎症を起こし、痛みが発生します。

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)

膝のお皿についている膝蓋腱と呼ばれる腱が、ジャンプやダッシュなどの運動によって負担が溜まり傷ついて炎症を起こし、痛みを発生させるスポーツをする人特有の疾患です。

ランナー膝(腸脛靭帯炎)

主にランニングをすることで膝に負担がかかり発症する膝の痛みで、腸脛靭帯という、骨盤から膝の下まで太ももの側面を通っている靭帯が膝関節と何度も擦れることで膝の外側に炎症を起こす疾患です。

鵞足炎(がそくえん)

膝の内側に、3つの筋肉(縫工筋、半腱様筋、薄筋)が付着している部分があるのですが、3つの筋肉が骨に付着している姿が ガチョウの足に似ていることから鵞足と呼ばれています。その鵞足の部分が膝の曲げ伸ばしなどの運動によって負担がかかり、炎症を起こして痛むのが鵞足炎です。

半月板損傷

膝関節は大腿骨という太ももの骨と脛骨という下腿の骨で構成されていますが、大腿骨と脛骨が直接当たって骨が傷つかないように、クッションとして骨と骨の間にある軟骨組織が半月板です。この半月板は膝にかかる衝撃を吸収する役割を果たしているのですが、スポーツなどで膝の負担が増えると傷付いて炎症を起こしてしまい痛みが発生します。

膝の痛みは当院にご相談ください

膝の痛みを発生させる7つの疾患の中で、半月板の損傷に関しては、軟骨組織が傷いて軟骨が切れたり、毛羽立って曲げ伸ばしの時に引っかかるようになるのが原因で発生する痛みなので、鍼灸治療で一時的に痛みを抑えることは出来るかもしれませんが、軟骨組織自体を鍼治療で修復することは出来ません。

また、変形性膝関節症で変形してしまった骨を鍼灸治療で元に戻すことも出来ませんが、鍼治療で痛みを抑えられるケースは多くあります。

その他の疾患は筋肉や靭帯、腱などの軟部組織の炎症による痛みなので、鍼灸治療で痛みを止めて炎症を抑えられます。是非一度ご相談下さい。

お灸でのホームケア

膝の痛みの原因や対処法を動画でわかりやすく説明していますので、ぜひご覧ください!

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